今週のそばニュースまとめ【9/28〜10/4】

今週のそばニュースまとめ【9/28〜10/4】 未分類

今週は新そばシーズンを前にした産地の明暗が目立つ一週間だった。北海道新得町では恒例の新そば祭りが1万人を集めて賑わった一方、福井県坂井市では大雨被害でソバ畑の大半が水没し、地元店が代替調達に苦慮している。加えて、東京ミッドタウンへの新店出店や、立ち食いそばチェーンの人気調査など、業界の裾野を感じさせる話題も相次いだ。

今週の主要ニュース早見表

分類 トピック 媒体
そば産地・生産 北海道新得町「しんとく新そば祭り」に1万人 STVニュース北海道
そば産地・生産 福井県坂井市、大雨でソバ畑80%超が被害 福井新聞ONLINE
新店・閉店・移転 東京ミッドタウンに「手打ちそば 澄十朗」が10月10日オープン PR TIMES
新店・閉店・移転 秩父の駅前立ち食いそば、存続を望む声 LIMO
名店・話題 「そばのスエヒロ八丁堀店」の深夜そば文化 集英社オンライン
名店・話題 製麺会社直営の立ち食いそば3選 おとなの週末Web
名店・話題 群馬・太田市で高校生そば打ち大会にテレビが潜入 BS日テレ
業界トレンド 「ゆで太郎」と「富士そば」、出店戦略の違い ダイヤモンド・オンライン
業界トレンド 近所に欲しい「そばチェーン」ランキング ねとらぼ

そば産地・生産

北海道新得町「しんとく新そば祭り」に1万人

十勝の代表的なソバ産地・新得町で、23回目を数える「しんとく新そば祭り」が開催され、約1万人が訪れたとSTVニュース北海道が報じた。とれたて・ひきたて・うちたて・ゆでたての”4たてソバ”を各店が自慢のつゆやトッピングで提供し、収穫期ならではの新ソバの風味を楽しむ来場者で賑わったという。新そばシーズンの到来を告げる恒例行事として、毎年9月最終日曜に開催されている。

新そばの香りや喉越しの違いを味わうには、産地ごとの特徴を知っておくと一層楽しめる。産地別の特色についてはそばの産地別特徴ランキングで詳しく整理している。

(情報元:STVニュース北海道)

福井県坂井市、大雨でソバ畑80%超が被害

福井県坂井市丸岡町のソバ畑が8月末の記録的大雨で冠水し、80%超が被害を受けたことが福井新聞ONLINEの取材で明らかになった。被害面積は約500ヘクタールにおよび、地元産にこだわる蕎麦店は市外産・県外産での代用を検討するなど対応に苦慮している。丸岡産のソバは例年10月末〜11月に新そばの時期を迎えるため、生産者は来年以降の作付け計画の見直しにも頭を悩ませているという。

福井は越前そばの名産地として知られ、在来種の系譜や名店の情報については福井の蕎麦(越前そば)完全ガイドにまとめている。

(情報元:福井新聞ONLINE)

新店・閉店・移転

東京ミッドタウンに「手打ちそば 澄十朗」が10月10日オープン

東京ミッドタウン(六本木)のガーデンテラス1階に、石臼挽きの国産そば粉を職人が毎日手打ちする「手打ちそば 澄十朗」が10月10日にオープンすると、PR TIMES発のプレスリリースで発表された。関東初出店となる同店は、もりそばから大海老と特上天せいろそばまで幅広いメニューを展開し、旬の食材を活かした一品料理や酒とともに楽しめる構成になっている。

国産そば粉の品質や挽き方の違いは、そばの香りや喉越しを大きく左右する要素だ。そば粉選びの基本についてはそば粉の選び方ガイドで解説している。

(情報元:PR TIMES)

秩父の駅前立ち食いそば、存続を望む声

駅のホームから立ち食いそば店が姿を消しつつある中、秩父で親しまれる2軒の立ち食いそば・うどん店を紹介するXの投稿が話題となり、LIMOが記事化した。保健所の許可基準の変化などを背景に、駅ホームのオープンカウンター型店舗が減少しているとされ、「伝統を守ってほしい」という声が多く寄せられたという。

昭和から続く立ち食いそば文化がどのように今の個人店・チェーン店に受け継がれているかは、立ち食いそばおすすめ東京15選|個人名店と3大チェーンを徹底比較でも紹介している。

(情報元:LIMO)

名店・話題

「そばのスエヒロ八丁堀店」の深夜そば文化

東京・八丁堀にある「そばのスエヒロ八丁堀店」の深夜そば文化を取り上げた記事が集英社オンラインの「立ち食いそば列伝」シリーズで公開された。深夜1時から営業し、物価高が続く中でも260円の看板メニューを維持する同店の経営努力と、着物姿の常連客も訪れる深夜の立ち食いそば屋の独特な空気感が描かれている。

低価格を維持しながら経営を続ける立ち食いそば店の工夫は、開業を志す読者にとっても参考になるテーマだ。

(情報元:集英社オンライン)

製麺会社直営の立ち食いそば3選

立ち食いそばを300店以上食べ歩いたライター・シュウスケ氏が、製麺会社直営の立ち食いそば店3軒を厳選して紹介する記事がおとなの週末Webで公開された。荒川区の製麺会社・三松屋食品が営む「みまつ」(馬喰横山)など、製麺から仕上げまで一貫して手がける直営店ならではのそばの質の高さが紹介されている。

製麺会社直営店は、そば粉や製麺工程にこだわりが反映されやすい業態といえる。そば屋の業態ごとの違いは蕎麦屋の種類とは?老舗・立ち食い・そば居酒屋の違いと選び方で整理している。

(情報元:おとなの週末Web)

群馬・太田市で高校生そば打ち大会にテレビが潜入

BS日テレの番組「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」が群馬県太田市を訪れ、工程の正確さや姿勢、チームワークを競う3人1組の団体戦「高校生そば打ち大会」に潜入する様子が10月5日に放送予定であることがプレスリリースで発表された。番組では白い二八そばと黒い十割そばを一度に味わえる「二色そば」が名物の「そば工房ことぶき堂」も紹介されるという。

高校生年代からそば打ちの技術を競う場があることは、業界への入口の多様化を示す一例でもある。そば打ちの基本技術についてはそば打ち水回しのコツ|失敗しない加水率と手の動かし方で解説している。

(情報元:BS日テレ プレスリリース)

業界トレンド

「ゆで太郎」と「富士そば」、出店戦略の違い

ダイヤモンド・オンラインが、ゆで太郎システム代表取締役・池田智昭氏へのインタビューを通じて「ゆで太郎」と「富士そば」の経営戦略の違いを紹介した。富士そばが駅前の一等地を押さえる不動産戦略を軸にしてきたのに対し、ゆで太郎は郊外出店を軸に22年連続黒字・全国200店舗超まで成長したという。職人の技術を個人の腕に頼らず仕組み化している点も、両社の違いとして取り上げられている。

チェーン店ごとの出店戦略やビジネスモデルの違いは、開業・フランチャイズを検討する読者にとって重要な比較材料だ。各社の費用・収益比較はそば屋フランチャイズ比較|主要FC5社の費用・収益を徹底検証でまとめている。

(情報元:ダイヤモンド・オンライン)

近所に欲しい「そばチェーン」ランキング

ねとらぼがアンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと実施した「近所に欲しいそばチェーン」ランキングが公開された。1位は得票率10.9%の「富士そば」、2位は5.4%の「ゆで太郎」で、以下信濃路、小諸そば、越後そば、そじ坊が続く結果となった。立ち食い・ファストフード業態のそばチェーンが生活圏でどれだけ支持されているかを示す調査結果といえる。

(情報元:ねとらぼ)

まとめ——今週の注目ポイントと来週の展望

今週は新そばシーズンを目前にした産地の明暗が際立った。北海道新得町の賑わいとは対照的に、福井県坂井市では大雨被害で新そばの確保そのものが難しくなっており、産地の気候リスクが読者にとっても見過ごせないテーマになってきている。一方で、東京ミッドタウンへの新店出店やチェーン店人気調査など、消費者接点に近い話題も多く、蕎麦業界の裾野の広がりを感じさせる一週間だった。

来週以降は、福井の被害が新そばの価格や供給にどう影響するか、また10月10日オープン予定の「澄十朗」の反応などを中心に、産地動向と新店情報の両面を注視していきたい。

参考記事

  • STVニュース北海道「『しんとく新そば祭り』開催 1万人が”新ソバ”を堪能 自慢のつゆやトッピングで提供 北海道新得町」(2026-09-27)
  • 福井新聞ONLINE「ソバの産地が大雨でピンチ…畑の80%超が被害、地元そば店から悲痛な声 福井県坂井市」(2026-09-27)
  • PR TIMES「2026年秋 東京ミッドタウンに新店オープン」(2026-10-01)
  • LIMO「駅ホームから姿を消しつつある『立ち食いそば』 秩父で親しまれるお店に『伝統を守って欲しい』との声」(2026-09-30)
  • 集英社オンライン「午前3時に行列ができる『日本一の立ち食いそば』物価高でも260円メニューを残す名店の安さとうまさへの執念」(2026-09-27)
  • おとなの週末Web「製麺会社直営の立ち食いそば店3選-300店巡ったライター・シュウスケが厳選!」(2026-09-29)
  • BS日テレ プレスリリース「ふらそば北関東初上陸! 群馬で青春をかけた『高校生そば打ち大会』に潜入!」(2026-10-03)
  • ダイヤモンド・オンライン「『ゆで太郎』と『富士そば』の決定的な違い」(2026-09-28)
  • ねとらぼ「近所に欲しい『そばチェーン』ランキング! 2位は『ゆで太郎』、1位は?」(2026-09-28)


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